【2023年版】値上がりするiPhoneのバッテリー交換をアップルストアで体験。必要な時間はどれくらい?バックアップは必要?【Apple Store】
目次
こんにちは。
iPhoneのバッテリー交換の料金が値上がりするニュースが出ていましたね。
最近アップルストアで実際にバッテリー交換を体験してきましたので、体験記としてまとめておこうと思います。
- バッテリー交換は必要?
- どうやってやるの?
- 交換当日の流れはどんな感じ?
- どれくらいの時間がかかるの?
といった疑問を持っている方のお役に立つかと思います。
iPhone本体を新しく買うとお金がかかるので、バッテリーが劣化してきている古い機種などを引き続き使いたい場合は、バッテリー交換がオススメです。
【前提】iPhoneのバッテリー交換とは・なぜ必要か?
iPhoneのバッテリーは充放電を繰り返していくうちに徐々に劣化していきます。
劣化すると、バッテリーの電池マークが100%で表示されていたとしても、実は充電量が新品のときより減っています。
自分のiPhoneのバッテリーの充電容量が知りたい場合は、以下の手順で調べられます。
- 設定 → バッテリー → バッテリーの状態 → 最大容量
このような画面が出て「最大容量」が確認できます。
この「最大容量」が例えば90%だと、iPhoneを充電して電池マークが100%で表示されていたとしても、実際は新品状態の90%くらいの電力しか充電できておらず、その分すぐにバッテリーが減ってしまいます。
バッテリーが劣化して最大容量が80%以下になると、パフォーマンスに影響するのでバッテリー交換が推奨されています。
私は3年ほど使っているiPhone 11Proをバッテリー交換しました。普通に使っていて3年で80%以下になったので、2年以内で新しいモデルに買い換える人にはバッテリー交換は不要かと思います。とはいえバッテリー状態が良いとリセールバリュー(メルカリとかで売るときの値段)が高く付きやすいので、使う予定がなくても交換しておくのはアリかもです。
【予約方法】iPhoneのバッテリー交換はどこですれば良い?
ではiPhoneのバッテリー交換はどうやればいいのかというと、もちろん自分で手で行うのは無理なので、専門のお店に依頼することになります。
依頼先は大きく正規店と非正規店に分けられます。わかりやすく言うと、アップルストアやビックカメラなどiPhoneを取り扱っているが正規店、その他スマホ修理を扱っているお店が非正規店です。
私は普段使うアイテムはなるべく安心して使いたいので、一番iPhoneに詳しいはずでサポートが安心のアップルストアでバッテリー交換することにしました。
アップルストアでのiPhoneバッテリー交換はこちらのAppleサポートから予約できます。
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/battery-replacement
(Google検索で「Apple iPhone バッテリー交換」とかで出てきます)
Apple IDでのサインインが必要になりますが、画面の手順通り勧めていけば問題なく予約できるはずです。
都合の良い時間、店舗を選びましょう。
郵送でも対応できるそうですが、発送・受け取りのタイムラグをなくしてiPhoneを使えない時間をなるべく減らしたかったので、店舗での交換にしました。
予約すると確認メールが届きます。
【準備するもの】iPhoneのバッテリー交換当日、何を準備すれば良い?
さて予約した交換当日。
必要なものは以下のとおりです。
- バッテリー交換したいiPhone本体
- 免許証など本人確認できるもの
- 支払いに必要なもの(クレジットカードなど)
交換している間、当然iPhoneは使えないので、以下のものもあると良いと思います。
- 暇つぶし用のアイテムやプラン
- 本とか、映画館の予約とか、近くのカフェの目星とか
- 緊急連絡先のメモ
- 代わりのスマホ (複数台持ちの場合)
などなど。。
複数人で出かける際に、ついでにアップルストア立ち寄るくらいが安心かもですね。誰かと同行していれば連絡手段に困らないはずです。
私は空き時間は映画を観て過ごしました。今ならアバターがおすすめです。4時間弱潰れます。ただし、ネットで映画予約した場合は予約番号などメールで確認が必要かもしれないので、必要な情報はメモにとっておきましょう。(バッテリー交換中はiPhone使えなくなるので。。)
【当日の流れ】iPhoneバッテリー交換当日の流れは?
当日の流れは以下のような感じでした。(記憶を頼りに書いているので、細かいところは少し違うかもしれません)
予約した時刻から本体を預けるまでの流れ
- 店舗入口のスタッフにバッテリー交換しに来た旨と、予約時間・名前を伝える
- 担当者が来るまで少し待つ (5分くらいでした)
- バッテリー交換に必要な「診断」の操作を頼まれる (説明されます)
- また担当者が来るまで少し待つ (ここも5分くらい)
- 担当者が来る
- 身分証で名前を確認される
- 作業同意書の説明を読みサインする
- 事前にバックアップをとったか確認される
- 「iPhoneを探す」をオフにするよう頼まれる
- 診断で問題がないかチェックされる (バッテリーが80%切ってる問題が伝えられる)
- 本体の状態を確認される (軽く外観を眺められる)
- 本体を預ける
- 完了予定時間を教えてもらう
このあと、一旦退店して時間を潰します。
店舗での待ち時間にカバーを外しておくとスムーズです。画面の保護フィルムはそのままでOK。
受け取りから退店までの流れ
- 完了予定時間に店舗に戻ってきて、受け取りに来た旨と名前を入口スタッフに伝える
- 担当者が来るまで少し待つ (5分くらい)
- バッテリー交換された本体を受け取り動作確認する
- 支払いする
- 領収書を受け取るメールアドレスを記入する
- 退店。
混み具合や店舗によって若干異なると思いますので、参考程度に。
ちなみに、アップルストアではスタッフのマスク着用が任意なので、無マスクの店員さんもいらっしゃいます。抵抗のある方は一応知っておきましょう。
iPhoneのバッテリー交換前にデータのバックアップは必要か?
バックアップは必ずしも必要ではないです。が、やっておいたほうが安心かもしれません。
私の場合、バッテリー交換後も、iPhoneの中身(データやアプリの状態)はバッテリー交換前と全く変わらない状態で使い続けることができました。
しかし、万が一のことを考えるとiCloudやMacにバックアップをとっておいた方が安心です。事前説明で「バックアップはとりましたか?」と聞かれるので、不安があればスタッフの方にどんなリスクがあるか聞いてみましょう。
とはいえ、LINEやスマホゲームなどアプリのデータはアカウント情報を持っていれば大体アプリ側が持っているでしょうし、写真などローカルデータはiCloudに連携しているという方であれば、特にバックアップは気にしなくても問題ないと思います。
(※バックアップを取らないことを推奨するものではありませんので、データの消失に関しては自己責任でお願いします!)
【所要時間】アップルストアでiPhoneのバッテリー交換をするのに必要な時間
結局バッテリー交換にどれくらい時間がかかったかというと、結論4時間でした。
内訳は以下の通りです。
- 店舗到着から本体を預けて退店まで : 20分
- バッテリー交換完了予定時刻まで : 3時間
- 完了後の受け取り・動作確認・支払い・退店まで : 20分
ということで、バッテリー交換の間の3時間の暇は潰せるように計画しておいた方が良さそうです。
完了予定時刻を教えて頂くときに「本日混んでまして〜」という前置きがあったので、もしかしたらもっと早く終る場合もあるかもしれません。(逆も然り。)
ちなみに完了予定時刻以降であれば、営業時間中はいつでも受け取りできるとのことでしたので、とりあえず時間に余裕を持って計画しておけば問題なさそうです。
【料金】iPhoneのバッテリー交換にかかる料金
きっちりAppleのサポートサイトで調べられる通りの料金がとられました。
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/battery-replacement
私の場合はiPhone 11 Proのバッテリーを交換したので、9800円。(2023年1月時点)
それ以外は何もとられませんでした。強いて言えばアップルストアに行くための交通費と暇を潰すための映画チケット代。
もし本体の損傷など他に問題がある場合は、追加料金がとられたり本体を新規購入する必要があるかもしれませんが、私の場合は問題ありませんでした。本体の状態に不安がある場合は事前にアップルストアのスタッフに確認したほうが良いかもです。
【まとめ】
というわけで今回は私が実際に行ったアップルストアでのiPhoneのバッテリー交換の体験をもとに、予約方法から必要な時間・料金についてまとめました。
個人的には手続きは非常に簡単に終わったので、預けている間の時間が気にならなければとてもオススメです。
ご参考になれば幸いです。
それでは〜