投資している米国株式インデックスファンド・高配当株ETFのセクター構成比率をチェックしてみる【2021年9月/S&P500/SPYD/HDV】

2021-09-20
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目次

こんにちは。

お金のことを考えるのが大好きな一般会社員です。

今回は現在投資しているインデックスファンドとETFのセクターについて調べてみたのでまとめてみました。

【背景】なぜセクターを調べるのか

セクターというのはインデックスファンドを構成する株式の銘柄(会社)の「業種」のことです。例えば情報技術とかヘルスケアとか。

インデックスファンドはインデックス(指数)に連動して複数の会社に分散投資できるので、放っておけばいい感じにやってくれるメリットがある一方、いまいちどんな会社に自分が投資しているのかわからなくなりがち

たまにはこういう中身について調べて「自分が一体何に投資しているのか」というのを把握しておくのは、暴落や社会情勢に対する精神的な安定剤となります。

と、いうわけでたま〜に中身を確認してみるわけです。

【紹介】投資しているファンド3つ

以下の3つです。

私が投資しているのは主に米国です。理由はApple、Google、Amazonなど自分が恩恵を得ていて理解できる魅力のあるサービスをグローバルに展開している企業が強く、国としても人口増加や経済成長を続けており今後の成長も見込めるため。

ちなみに3つの過去5年の成長率を並べると以下の図のようになっています。厳密にはeMAXIS SlimはS&P500を目指したもので多少誤差はありますが、S&P500(橙色の線)で代用します。高配当株(赤と青)もゆるやかに成長していますが、資産を増やすというよりは配当金によるキャッシュフロー増加目的という位置づけで割り切ったほうが良さそうですね。そもそも配当金を高く出している企業が、成長企業というより老舗企業です。

S&P500 vs

いずれもコロナショックから立ち上がって現在は回復し、コロナ前の傾向に戻りつつあります。これからもこの調子で頼む...! (笑)

グラフはこちらで出しました : Bloomberg (https://www.bloomberg.co.jp/)

以下に、3つの商品の概要をまとめてみました。

インデックスファンド

eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)

ド定番でSBI証券や楽天証券でも人気のインデックスファンド。積立NISAなどで積立投資している方も多いと思います。

ちなみにS&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数で、米国の代表的な株価指数の1つです。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものとのこと。 (交付目論見書より引用)

高配当株ETF

ETFとは上場投資信託のことで、証券市場で自由に売買できる複数社詰め合わせの株式のパッケージです。私は高配当株に投資して配当金をキャッシュフローの足しにしています。といっても配当金はドルのまま置いてあって円替えしてないけれど。

【SPYD】 SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

SPYDS&P500指数の採用銘柄のうち配当利回りが高い80銘柄のパフォーマンスを計測する指数に連動します。

【HDV】 iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF

HDV配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しているものです。

ファンド概要は、モーニングスター配当フォーカス指数(同指数)の価格と利回りパフォーマンスに連動した投資成果を目指す。同指数は、財務健全性が高く、同時に持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国企業への投資機会を提供する。同指数は75銘柄で構成されており、投資家に配当を支払うことのできる資金余力(配当力)によってウェイト付けを行う。とのこと。

【結果】各ファンドのセクター構成比率

上記3銘柄のセクター比率をまとめてみました。(2021-09-20調べ)

S&P500, SPYD, HDVのセクター比率

数値の単位は[%]です。一番右は3つ全て同じ比率で持っていた場合の平均比率。

S&P500は情報技術(Apple、Microsoftなど)、SPYDは金融・不動産・公共事業、HDVは生活必需品・エネルギー・ヘルスケアの割合が高いことがわかります。

どれか一つでも複数のセクターに投資できるのですが、複数投資でセクターがバラけていると、より分散が効いて安心感が増します。特にHDVSPYDよりも配当金の利率が低いのですが、このようにSPYDの足りないセクターを補えるので、分散目的では優秀なファンドに見えます。

個人的にはまだリスクをとれると思っているので、情報技術のようなハイテク産業にもっと比重を置いてもいいかな、とか、色々考えるきっかけにもなりました。

まとめ

というわけで、今回は自分が投資しているインデックスファンドと高配当ETFのセクターを調べてまとめてみました。

投資信託は基本お任せで何も考えなくても運用できますが、自分が何にどれくらい投資しているのかをざっくりでも知っておくのは精神的に優しいです。

配当金再投資で成長を目指すインデックスファンドと高配当株はそれぞれ目的も特性も違うので一緒くたにはできませんが、ざっくりと自分がどういうものに投資しているのかは把握できました。

自分のポートフォリオの比率に合わせてそれぞれのセクターのウェイトを見てみても面白そうです。

それでは〜

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Penta

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