SQLを始めるためにPostgreSQLをMacに導入してみた
目次
こんにちは。
SQLを始めるための環境として、MacにPostgreSQLをインストールしてみました。
ビッグデータ分析に重要なSQL、ローカル環境で遊び倒すために、まずは環境準備です。
今回はその方法をまとめてみます。
テスト環境
私のPC環境です。
- Mac OS : Catalina 10.15.4
- Terminal : zsh 5.7.1
PostgreSQLのインストール
Homebrewが入っているか確認
$ which brew
$ brew doctor
Homebrewのインストール
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
最新コマンドはこちらでチェック。 https://brew.sh/index_ja
PostgreSQLのインストール
$ brew install postgresql
最新バージョンがインストールされます
バージョン確認
$ postgres --version
13.2でした。(2021.3.28時点)
DBサーバーの起動と接続
PostgreSQLサーバー起動
$ pg_ctl -D /usr/local/var/postgres start
server started
と出ます。
DB一覧取得
$ psql -l
環境変数へPATHを通す
zshの場合
$ echo 'export PGDATA=/usr/local/var/postgres' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc
ユーザアカウント作成
$ createuser -P penta
試しにuserをpenta
で作ってみます。passの入力が2回求められます。(作成と確認。)
データベースを作成する
$ createdb test -O penta
オプションは「ゼロ」ではなく「オー」です。
test
というデータベースができます。先程のpsql -l
で確認できます。
データベースに接続する
$ psql -U penta test
test
データベースに接続しました。
データベースの接続を切断する
test=> \q
¥(Yenマーク)のところにあるバックスラッシュとq(キュー)で終了(quit)です。
DB接続クライアント(DBeaver)のインストール
DBクライアントとはデータベースの操作をGUIで簡単にしてくれるソフトです。
DBeaverという可愛らしいビーバーがアイコンのアプリケーションを使います。
DBeaverのインストール
$ brew install dbeaver-community --cask
brew cask
で始まるコマンドは使えなくなったので、--cask
オプションを最後に付けます。
JAVA使用のためadoptopenjdkのインストール。
$ brew install adoptopenjdk --cask
これでDBeaverで操作できるようになります。GUI的にテーブルが見れるのが良いですね。
すぐ使うPostgreSQLの基本コマンド
接続
psql -U penta test
ユーザ名、DB名に置き換えてください。
切断
\q
ヘルプ
\h
スキーマの確認
\dn
スキーマの変更
set search_path to private;
private
スキーマに変更します
テーブルの確認
\dt
\d
newtable
のスキーマ(カラム名、データ型など)を一覧確認
\d newtable
テーブルの削除
DROP TABLE [IF EXISTS] table_name;
まとめ
というわけで、今回はMacにPostgreSQLを導入してみました。
これから、SQLでビッグデータ分析に便利な構文などをまとめていこうと思います。
参考URL
以下の記事を参考にしました。